ホテルや大型施設で、使いづらいGoogleストリートビューにしないために注意すべきこと。

正直、面倒くさいストリービューの移動

ホテルなど大きな施設のGoogleストリートビューの場合、

色んな所を見て回りたいけどストリートビュー内の移動が面倒くさい!

と思われる方も多いと思います。

クリックして見渡してクリックして。

既に見えてる廊下の先まで移動したいのに、そこまで同じような景色を何クリックもしないといけない。

あ~めんどくさ。と、そこで離脱。

大きな施設のストリートビューのあるあるです。

ユーザーもクライアントも得しないストリートビュー

同じような景色が続くストリートビュー。

こういったストリートビューでは、ユーザーは本当に見たい所まで辿り着けず、施設側は見せたい所を見せれずと、双方にとって好ましくない状況です。

Googleが撮影している公道のストリートビューはこれで良いと思いますが、店内・室内のストリートビューもこれだと、広告宣伝のストリートビューとしてはいかがななものかと思います。

ですので、大きな施設のストリートビューの場合は、導線を気にしながら極力撮影ポイント数を減らすように注意して構成を考えるべきだと思います。

使いづらいストリートビューの原因

では、なぜ大型施設ではそのようなちびちび動く使いづらいストリートビューになってしまっているのでしょうか?

それは、Googleストリートビューの撮影ルールと、ストリートビュー撮影業者の事情の2点が原因だと考えられます。

Googleストリートビューの撮影ルール

店内や室内を対象としたGoogleストリートビューのサービスが開始された当初から2015年まで、Googleは、撮影ポイントと結合に関して細かな撮影ルールを設けて、それを公式に発表していました。

以前のストリートビュー撮影ルール

その以前のルールとは、

  • 人が歩いて移動ができる動線上で撮影をする
  • 動線上に障害物(閉じたドア、机、人物など)がないものとする
  • 方向感覚を失うようなつなぎ合わせをしないようにする
  • パノラマ写真を連結する際は、動線の視界が開けているものとする(のれんは不可)
  • 部屋を連結して動線を作る場合、ドアの前後1mで撮影をする
  • 部屋を連結して動線を作る場合、ドアを開放して撮影をする(ガラスドアでも開放をする)
  • 撮影間隔は屋内で1~3m、屋外で3~5mごとを目安とする(現場の視認性により判断)
  • 後でGoogleが画像を連結できるように、撮影範囲を道路まで広げておくものとする(推奨)

などなど。かなり細かく撮影することが記されていました。

現在のストリートビュー撮影ルール

これらの内、現在でも公式サイトに残っているポイント(結合)に関することは下記の3点で、これも絶対的なルールというわけではなく、あくまで投稿者に向けて認定フォトグラファーになるために必要な基準という扱いで、撮影ポイントとその結合に関しては、別段守らなかったといって公開できないや削除されるなどのペナルティはありません。

  • 結合された 360° 写真内に視線を妨げるものがない
  • 室内では 1 メートル間隔で、屋外では 3 メートルおきに撮影する
  • 画像の撮影範囲を道路まで広げて、Google マップで結合しやすくする

結合の他、画質と適切さと合わせて、現在下記のようなルールがGoogleストリートビュー公式ページに記載されています。

Googleストリートビュー公式ページより

ストリートビュー撮影業者の事情

前述した通り、Googleの撮影ポイントと結合に関するルールはかなり緩和されたにも関わらず、現在もその以前のルールをあたかもGoogleの守らなければいけない撮影ルールとして適用している業者さんが存在します。

撮影ポイントの打ち合わせで、そのようなことを言う業者さんがいれば、それはある意味詐欺なので、気を付けましょう。

また、ストリートビュー撮影業者のほとんどは撮影ポイント数によって価格設定を決めてますので、当然撮影ポイントが多いほうが儲けも多くなるので、必然的に撮影ポイントの増える以前の細かなGoogleストリートビューのルールを適用したいというのが本音だと思われます。

つまり、撮影ポイントの多過ぎるストリートビューは、ユーザーのためにもクライアントのためにもならず、撮影業者が儲かるだけです。

これからストリートビューの導入を検討される方は、自分がユーザーの視点になって考えてみて、適正な撮影ポイントを業者さんと打ち合わせすることをオススメ致します。

撮影ポイント数を絞ったホテルのストリートビュー事例

ヒラガナ360で撮影させて頂きました「沖縄プリズン」さんでは、担当者様と撮影ポイントに関しまして綿密に打ち合わせさせて頂き、極力撮影ポイント数を減らしました。

それでも宿泊2フロアとレストラン1フロアで、合計17ポイントとなりましたが、前述の以前のGoogleルールに当てはめると少なく見積もっても35ポイントぐらいなったと思われます。

17ポイントでも多いので、ホームページへ厳選したストリートビューを埋め込むなどの方法も合わせて、運用方法をご相談させて頂きました。

6Fフロア

5Fフロア

3Fフロア

まとめ

以上、ユーザーにとって面倒くさいと思われないストリートビューにするための注意点をお伝えしました。

360度見渡せるGoogleストリートビューは、施設の魅力を伝えるのに最適なツールであることに間違い有りません。

GoogleマイビジネスにもGoogleストリートビューは反映されますので、同じような360度画像が何枚も並ぶよりは、これ!という数枚の方が効果的にユーザーに届きやすくなります。

さらに、撮影ポイント数を減らせるということは、導入のコストカットにも繋がります。

極端な話、たった1枚のストリートビューでも良いケースもあると思います。

それぞれの店舗・ホテルなどの施設にあった撮影ポイント数でGoogleストリートビューを有効的に活用しましょう!